キノネ塾の指導の軸である”ライフスキル”について詳しくご紹介していくシリーズ、What’s?ライフスキル。第二弾は「ライフスキル教育の中身」です。
What’s ライフスキル2
~ライフスキル教育の中身~
前回の記事では、ライフスキル教育の始まりについて紹介しました。今回は、その中身について詳しく見ていくことにしましょう。
ライフスキル 10の構成要素
ライフスキルとは、一言で言えば「生きる力」。詳しく述べると、社会生活に必要な「心理社会的能力」とされています。その中身として重要なキーワードは以下の10個です
意志決定、問題解決、創造的思考、批判的思考、効果的コミュニケーション、対人関係スキル、自己認識、共感性、情動への対処、ストレスへの対処
ライフスキルは何か一つのことができれば身についているといえるものではありません。上記のような、構成要素がすべて集まって本当の「生きる力」が作られていくのです。
ライフスキル 10の構成要素の分類
先に述べた、10個の構成要素をキノネ塾では以下のような分類として、プログラムを構築しています。
土台にある【自己認識】から、【目標設定】【最善の努力】【責任ある行動】に広がっていきます。それぞれに分類された構成要素は、すべての分類に関わってくることも特徴です。
それでは、それぞれの中身を見ていきましょう。
分類①自己認識(自己認識、共感性、情動への対処)
自己認識は全ての土台です。ライフスキル=生きる力を学んでいく際にも、実行していく際にも自分のことを理解することが必要であり、また、学習を進めるごとに自己認識も深まっていきます。
自己認識は、他己紹介や心理ワーク「ジョハリの窓」を通して進めることができます。※詳しくは次回以降の記事で紹介しましょう。
そのため、自己認識は共感性や情動への対処ともつながってくるのです。
分類②目標設定(問題解決、意思決定)
自己認識が深まれば、日々の困難を乗り越えていくために目標設定を進めていきましょう。
目標設定にも技術があります。そして、目標は決めただけでは達成できません。その際に問題解決の力が重要になってきます。また、意思決定は物事を進めるために重要です。
ここでは、企業の実践例などを交えてその技術を学んでいきます。※詳しくは次回以降の記事で紹介しましょう。
分類③最善の努力(ストレスへの対処、創造的思考、批判的思考)
最善の努力には、それを行うことでより円滑に物事を進めることができる「テクニック」が詰まっています。
ストレスへの対処では、ストレスとは何かを知ることから始まります。創造的思考、批判的思考も同様に考えるとはどういうことかを知ることから始まります。
分類④責任ある行動(効果的コミュニケーション、対人関係スキル)
私たちは、他者とかかわることで社会生活を営みます。そのことから、効果的なコミュニケーションを図ることや対人関係スキルを磨くことは責任ある行動を言えます。
責任ある行動をとることで、周囲の支持を得ることができ、それが困難にぶつかった際の助けになるでしょう。
さて次章からはキノネ塾の構築するライフスキルプログラムについて詳しく説明していくことといたします。
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